株式会社永和マテックス

アピールポイント

プラスチック(含む発砲プラスチック)の不燃化、断熱化に特化したR&D会社。 軽量化・省人化・省エネ化及び安心・安全に貢献できる新素材・新商品の開発会社。

製品の特徴

『カルック』は、大きな可能性を秘めた難燃・軽量の新素材です。
燃えにくいという性質以外に、発泡スチロールの持つ高断熱性を併せ持ち、
昨今ささやかれている東南海大地震への対応を考慮した建築素材(天井パネル,壁ボード等)の開発商品です。

技術力

従来の発泡スチロールに対し、不燃・難燃機能を有する超軽量発泡スチロールの開発

事業実績

㈱アライヘルメット:東京消防庁向けヘルメットライナー (奈良県,沖縄県他)
サンワイズ㈱:冷凍・冷蔵庫用ドアパネルの断熱材
㈱高本コーポレーション:住宅向け外貼り断熱材
新潟県刈羽村生涯学習センター(多目的ホール):軽量・不燃天井ボード
東京都多摩障害者スポーツセンター(プール):軽量・不燃天井ボード
JR西日本:鉄道車両向け軽量断熱パネル

経営理念

私たちは安心と安全に関わるとても重要な仕事をしています。
『不燃・軽量・断熱新素材』の開発により、お客様に安心・安全・快適な生活環境をお守りすることを第一の目標とし、
人間性豊かな生活環境づくりに貢献します。

技術分野について

加工処理技術

「素材」「加工処理(技術)」「製品・用途」の製造3段階別

素材加工処理(技術)製品・用途加工種別
プラスチック
発泡スチロール
不燃・難燃処理へのR&D建材
車両
防火・防炎関係製品
その他の加工

最終製品

保有技術や製品品目が最終的に活かされている製品

製品(モノ)の名前部品(パーツ)名製品分野
建築物天井パネル建設・建設資材・不動産 / 建設資材
建築物壁ボード建設・建設資材・不動産 / 建設資材
鉄道車両壁ボード医療・医療品 / その他
ヘルメットヘルメットライナ医療・医療品 / その他
電子レンジ保温材機械・器具 / 家電製品

製造能力

主力製品の製造能力

  • 天井パネル:月/30万㎡
    壁ボード:月/20万㎡

保有機械・設備

機械の名称加工能力台数
環境試験機(電気恒温器)30℃~250℃3
卓上切断機切断厚 100mm1
圧縮成型機37トン 水冷式1
多段棚式乾燥器40℃~100℃1
コーティングミキサー容量100~200ℓ3
建研式接着力試験機5KN1
BMⅡ型粘度計10(2乗)~10(4乗)mPa・s1
計測器類重さ・長さ・硬さ・ガス

保有特許

  • 特許第4968780号 : 遮炎性断熱材用コーティングビーズ
    実用新案登録第3217042号 : 軽量不燃天井パネル

納期対応

  • 不燃・軽量・断熱新素材の研究開発。
    “燃えない発泡スチロール”を用途に合わせた異形成型や強度にも対応。
    製造はOEM生産となります。

会社概要

代表者
植田 勲
所在地
大阪府八尾市上尾町4丁目1番地の7
電話番号
072-928-4888
FAX
072-928-4848
Mail
m-eiwa1@kalook.co.jp
従業員数
9 人
資本金
3200 万円
創業年
1999 年
設立年
1999 年
業種
その他製造

特集・関連情報

八尾のトップシェア/オンリーワン企業

発泡スチロールは燃えるという常識を覆す~ カルック ~

燃えない発泡スチロールとは!?

発泡スチロールはよく燃える、溶けてしまう、ということは我々の常識であ る。この常識を覆す会社が株式会社永和マテックスである。

発泡スチロールは軽く、断熱性があり、吸水性も低く、また適度の透湿性があり、その上異形成形が出来て価格が安い、という特徴を持っている。しか し、非常に燃えやすいという大きな弱点をも併せ持っている。

安全・安心という観点から、業界の半永久的なテーマは「プラスチック及び発泡スチロールの不燃化」である。従来の不燃化技術は、ポリマーに難燃剤を取り込む方法で解決を図っていたが、その方法では限界があった。そのような状況の中で、同社は解決策を探求し、燃えない(燃えにくい)発泡スチロール:『カルック』の製品化に成功した。発泡スチロールビーズの一粒一粒に特殊コーティングを施し、そのコーティングビーズを成形加工することにより、プラスチック材料燃焼性試験で最も高い難燃性のグレードをクリアした。接炎時における発煙はほとんどなく、型崩れも起こさず、有毒ガスの発生もない。加工についても、発泡スチロールの成形に一般的に用いられる成型加工機でいろいろな形状の物を成形することができる。

消防隊員のヘルメットに採用

その特徴に注目し、採用したのが東京消防庁である。大規模な火災時の消火活動では、高温によって消防隊員のヘルメットの内側の発泡スチロ-ルが溶けて隊員の頭に張り付いてしまい、消火・救助作業に支障がでるだけでなく、隊員の命を危険にさらしてしまうこともあり、安全面での対応が問題化していた。通常の発泡スチロールは炎を近づけると数秒で燃えて溶けてしまうが、永和マテックスの『カルック』は、表面は焦げるが8分以上炎にさらしても溶けないことが実証されている。東京消防庁では、過去に耐熱性の高い海外製品を試したが、重くて不採用となった経緯があった。同社と大手のヘルメットメーカーが共同開発した、カルックを使用した軽くて燃えないヘルメットは市場ニーズにマッチし、東京消防庁をはじめ、全国の消防本部のうち4ヶ所で採用されることとなったのである。

地元八尾市から世界へ発信

同社の植田社長は銀行員時代にいろいろな会社に出会い、その時から特に製造業、ものづくりに興味があったが、カルックの難燃性の基となる特許技術と出会ったことをきっかけに、同社の前身となる会社を設立することとなる。協力会社から支援を得て、実用化の研究にかかるが、開発は難航した。粘り強く研究を続けたことや、研究に対する理解者の支援もあって製品化に至ったもの の、製品化当時、時代にマッチせず、すぐに売れた訳ではなかった。前述の4ヶ所の消防本部への採用の件で、ようやくその技術に光が当たったものである。今後は、全国の消防本部への採用拡大を見込んでいる。

開発時代を周囲に支えられた経験や、社長が八尾市で生まれ育ったこともあって、同社は八尾市から世界への技術発信を目指す。

世界トップレベルの安全性を求める消防本部で採用されたヘルメットは、今後は国内だけでなく、世界での採用が期待され、大手のヘルメットメーカーによって世界の自動車・バイクレース業界にも紹介されることで、拡がりを見せている。また、建築分野でも建築基準法の改正に伴い、軽量・難燃で湿気に強い天井材の需要が高まっており、今後、様々な分野で同社製品の応用が期待されている。

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