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株式会社ニシムラ

アピールポイント

開発から製造までの一貫体制で、扉用丁番で業界トップシェア確保

製品の特徴

主力製品は「扉用の丁番(蝶番)」であり、業界での占有率は60%以上を確保しています。
【3次元調整丁番 扉を戸枠に取り付けたあと、丁番に設けられている「位置調整機能」により、扉の位置を三方向(左右・上下・前後方向)に微調整ができ、未経験者でも「扉吊り込み」ができる。また住宅設備メーカ-では、工場で扉に丁番を取付けての出荷が実現し、住宅部材製造の工業化に貢献している。
【隠し丁番 従来の丁番は扉を閉めた状態でも「回転芯棒」の部分が外から見えるが、「隠し丁番」は全く見えない構造で、美観に優れている。建築物での「すっきりしたデザイン性」の向上に貢献している。

技術力

丁番は独得の構造であるために汎用の生産設備が活用できないため、社内で設備・機器の開発を行っている。
【金属プレス加工技術】 ステンレス、鋼板を材料とした丁番の左右の羽根部分を同時に打ち抜く「順送式」で効率よい加工方式で、厚み0.8mmから4mm、高さ25mm~127mmと多様な品種構成で、3000種類のモデルを実現している。
【丁番管巻き加工専用自動機の開発】 丁番の芯棒を通す「管巻き部分(軸受け部)」の加工の自動化を実現し、しかも「回転軸と軸受けとのクリアランス」は高い精度を確保しており、扉の「開閉寿命」20万回を保証している。
【長丁番ライン】 当社独自設計での「長丁番(丁番の長さを自由に決められる連続丁番)」を、コイル材から製品までの一本化ラインを完成させ、効率的な生産を実現している。

事業実績

[主要取引先]
・需要先: パナソニック電工(株)、積水ハウス(株)、ミサワホーム(株)、パナホーム(株)、積水化学(株)、大和ハウス工業(株)、旭化成建材(株)、(株)ノダ、コスモ工業(株)、日本フネン(株)、三協立山アルミ(株)、新日軽(株)、東洋エクステリア(株)
・特販先: (株)西製作所、トステム(株)、双葉実業(株)、和気産業(株)、(株)ティー・ケー・ケー、河淳(株)、(株)ユニオン、パルテック(株)、伊藤忠建材(株)、利根川鋲螺販売(株)、因幡電機産業(株)、ニホンフラッシュ(株)
・代理店: 水上金属(株)、(株)月虎金属、マツ六(株)、清水(株)、藤井商事(株)、三和金物(株)
[販売シェア]
住宅用扉の分野では、60%以上の業界シェアを維持している。

経営理念

[社是]
調和と進歩
[社訓]
1. 英知を結集し、創造力を発揮して、お客様のニーズに合った製品の開発、提供を行い、社会に貢献しよう。
2. 互いに相和し人格の形成につとめ、相互信頼に基づいた、明るく健全で活力のある職場にしよう。
3. 日々革新、企業の永続発展の中に、社員及びその家族の幸せと生活レベルの一層の向上を目指し、創意工夫を続けよう。
[認証登録:ISO 9001]
品質方針: 「品質第一に徹し、常に信頼される製品を提供して、顧客の満足と、社会の繁栄に貢献する。」
[認証登録:ISO 14001]
環境方針: 「当社は、丁番及び関連製品の開発・製造・販売活動において、1.環境への影響を継続的に改善し、汚染の予防に努めます。2.環境に関連する法令・条例、当社が同意するその他の要求事項を順守します。3.地球温暖化ガスの削減 省エネルギー・省資源、廃棄物削減に重点的に取組み、環境目的・目標の設定・レビューの枠組みとします。」

その他アピール

[経済産業省] 「明日の日本を支える元気なモノ作り中小企業300社(平成21年度)」に選ばれた。
[大阪ものづくり優良企業賞2008] 平成20年度に選出された57社のなかに選ばれた。
「認証登録」 品質ISO 9001(1999年)、環境ISO 14001(2009年)
[無災害記録受賞] 昭和51年 第2種無災害記録200万時間達成記録証受賞 総理府より「産業災害防止推進」に対し内閣総理大臣賞受賞

技術分野について

加工処理技術

「素材」「加工処理(技術)」「製品・用途」の製造3段階別

素材加工処理(技術)製品・用途加工種別
プレス加工プレス加工機で、順送方式により「外形抜き」「ビス孔抜き」加工丁番の羽根の外形抜き、孔あけプレス
自動機加工丁番の芯棒を通す「管巻き部分(軸受け部)」の加工の自動化
「回転軸と軸受けとのクリアランス」精度の確保
丁番の羽根の仕上げ加工鋳造 / 板金・製缶・曲げ・切断 / ねじ加工・穴あけ加工
塗装処理中国子会社の大連工場において、静電塗装による金属部品表面塗装、樹脂部品表面塗装丁番、その他建築用部材の塗装表面処理2 (塗装・磨き等)
研磨加工ヘアライン等の表面処理丁番、その他の建築用部材の表面研磨切削・研削・研磨
組立加工丁番羽根への「芯棒」「義星」「ビス締め」の自動加工・組立装置丁番の完成品仕上げ工程プレス / 溶接 / 組立・配線

最終製品

保有技術や製品品目が最終的に活かされている製品

製品(モノ)の名前部品(パーツ)名製品分野
丁番 (ちょうつがい)建設・建設資材・不動産 / 建築金物

製造能力

主力製品の製造能力

  • 丁番完成品 月産能力 本社工場(100万個)、大連工場(40万個)

保有機械・設備

機械の名称加工能力台数
ダブルクランクプレス150t1
クランクプレス200t1
クランクプレス150~180t4
クランクプレス110~120t2
クランクプレス10~80t9
管巻き・面取り自動機60t1
管巻き・面取り自動機20~30t8
研磨機金属表面 グラインダ一式5
ワイヤーカット放電加工機FA20S Advance1
平面研削機精密平面研削 GS-63PF1
溶接機コンデンサスポット溶接方式4
溶接機アーク溶接方式2
脱脂洗浄槽有機溶剤方式1
塗装設備静電塗装方式 金属表面・樹脂部品表面塗装(大連工場内)1
フライス盤3
開閉寿命試験機扉の自動開閉作動試験用3
キャス・塩水噴霧試験機CAS試験、塩水噴霧試験用1
投影検査機有効径306mmφ PJ-H301

保有特許

  • 平成18年出願 申請中 扉の反り防止金具[出願番号P06504Y-1]
    平成18年出願 申請中 左右兼用ピボットヒンジ[出願番号P06505Y-1]
    平成18年出願 平成19年登録 隠し丁番[特許公開2007-211577]
    ほか、実用新案2件、特許登録3件、特許公開2件

品質管理

認証名取得年
90011999
140012009
  • 「労働安全衛生」 特に機械加工工程における安全管理に力を注ぎ、「安全第一」を最優先にして取組んでいる。昭和51年「第2種無災害記録200万時間達成記録証受賞/総理府より「産業災害防止推進」に対し内閣総理大臣賞を受賞、また平成12年「第4種無災害記録380万時間(20年間)」達成記録証を受賞、無災害連続記録 544万時間の実績がある。

納期対応

  • 納期遵守と短納期化に向けた取組み
    (1)  IT化による生産管理: 平成2年から、専用の生産管理・受発注・売上管理のコンピュータ・プログラムの活用を行っているが、経営のスピードアップに合わせて6年毎に最新技術ソフトへの更新投資を実行している。
    (2) お取引先との専用ネットワークの構築による「オンライン・リアルタイム」受注とそれに対する納期回答のシステムを確立している。得意先様の在庫システムに直接アクセスさせて頂き、当社での生産優先順位を決めていくに当たり有効な情報源となっている。

会社概要

代表者
代表取締役社長 西村 成広
所在地
大阪府八尾市千塚2-162
電話番号
072-941-8681
FAX
072-941-4606
Mail
tanaka@nishimura-arch.co.jp
従業員数
120 人
資本金
3240 万円
創業年
1935 年
設立年
1950 年
業種
金属製品製造

受賞・認定

受賞・認定バッジ

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特集・関連情報

八尾のトップシェア/オンリーワン企業

未来の扉を開く丁番−明日へとつなぐかけ橋(アーチ)−

ドア用丁番でトップシェア

見えないところで扉の開閉をスムーズにしている小さな金具、丁番(蝶番、ちょうつがい)。

株式会社ニシムラは、1935年、まだ日本の住宅のほとんどが引き戸だった時代に、いずれ日本でもドアが普及することを見据え丁番の製造を開始し、丁番専業メーカーとして70年以上続いている。住宅用ドア用丁番の製造で国内シェア6割以上を誇っており、身近な家のドアを見てみれば、かなりの確率で同社の丁番に出会えるはずである。

独自技術による製品開発~生産している丁番は約3,000品種~

同社が高いシェアを維持しているのは、顧客ニーズをいち早く掴み、その実現を可能とする高い製品開発力にある。特に、製品そのものだけでなく生産設備も自社開発するなど、独自の製造技術と社内一貫生産体制を構築することで、現在約3,000種類のモデルを生産している。

丁番の形を形成する金属プレス加工技術として、ステンレス、鋼板を材料に丁番の左右の羽根部分を同時に打ち抜く「順送式」において、効率よく厚みや高さを変える加工方法を実現。また丁番の芯棒を通す「管巻き部分(軸受け部)」の加工専用自動機も自社開発し、日本で初めて高い精度と耐久性を備えた丁番の大量生産を実現し、低コスト化にも成功した。

特徴あふれる製品

従来、丁番のドアへの取り付けは、建付けのため微妙な調整をプロの職人が行う必要があり、時間もかなりかかっていた(60分程)。同社は、この常識を覆し、誰でも簡単に調整できる「3次元調整丁番」を開発。扉の位置を三方向(左右・上下・前後方向)に微調整することを可能にし、取り付け時間も従来の1/3(20分)程にまで短縮。それまで職人の技が必要だったドアの取り付けと調整を、ドライバー1本で誰にでも可能にし、業界に革命をおこした。この機能は、住宅設備メーカーが建築資材を工場で製造する際に、予めドアに丁番を取り付けて出荷することも可能にし、住宅部材製造の工業化に大きく貢献した。

一般的な丁番は、扉を閉めた状態でも「回転芯棒」の部分は外から見える。これに対し隠し丁番は、扉を閉めると丁番が隠れて全く見えない構造となっており、美観に優れた「デザイン性」を実現できる。隠し丁番自体は、以前から存在しているものの、部品サイズの大きさ、コストの高さ、耐久性の問題があったが、同社は独自の精密プレス金型の開発により、小型軽量化とコストダウン、耐久性を高めた隠し丁番を実現し、2011年超モノづくり部品大賞の生活関連部門賞を受賞するなど高い評価を受けている。

今後の方向性 〜未来の扉へ! 新たな挑戦〜

同社は、2009年度、「KANSAIモノ作り元気企業100社」、「元気なモノ作り中小企業300社」に選ばれるなど、ものづくりにおいて全国的にも高い評価を受けている。そして、それは社員一人一人のものづくりに対する高い意識が支えている。今後も、人と人とを結び、明日へとつなぐかけ橋(アーチ)となるために、建築金物を通して社会に貢献を続けていく。

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