
株式会社コムラ製作所






アピールポイント
「昇降・スライド・旋回」といった〝動き”を有する製品をOEM生産しております。 「こんな動きの製品ができないか?」というご要望に設計開発~製造~組立完成まで一貫したモノづくり体制によりお応えします。
製品の特徴
OEM生産を主体とし、介護、医療、製図、産業機器等、幅広い分野の製品を、開発から製造まで一貫したモノづくりで対応いたします。
製品は昇降・角度変更・スライドなど動きを有する機構が備わったものが大半を占めており、適正な力量でスムーズな動きを実現できるよう設計しております。
また自社製品として、床から立ちあがる、または床へ座る動作を補助する、介護製品の電動昇降座椅子『独立宣言』シリーズを製造、販売しており、多くのご高齢者、障がい者の方々にご利用いただいております。
技術力
100kgまでの重さのものを、上げたり下げたり吊ったりすることが得意です。「こんな製品ができないか?」といったご要望に構想図作成~試作(数回)~量産(耐久試験含む)と対応させていただきます。開発案件をいただくと、綿密な打ち合わせを経て、ご一緒に製品開発を行ってまいります。
事業実績
自社製品の電動昇降座椅子 独立宣言シリーズは介護分野で7割以上のシェアを持っております。
OEM製品に関しては詳細を申し上げられませんが、数多くのニッチトップをいただいております。
経営理念
モノづくりに適したこの八尾の地で、メイドインジャパンにこだわっている完成品メーカーです。
品質、環境ISOを基盤とし、持続可能なものづくりを続けていくために、以下の経営理念を掲げております。
≪経営理念≫
豊かさ実現にむけて、笑顔を生む仕事をし続ける
コミュニケーションとチャレンジを通して成長する
● 実現すべき「豊かさ」
安心と安全・・・・・・・・・・・・・安心・安全な職場環境およびモノづくり
便利で役に立つ・・・・・・・・・世の為人の為になるモノづくり
ニッチトップであること・・・・・ニッチトップを目指す
関わる全ての方の満足・・・売り手よし、買い手よし、世間よしの考え方
● 「笑顔を生む」4つの要素
思いやり・・・・・・・・・・・・まわりに配慮する想像力と行動力
ポジティブな思考・・・・・物事を多角的・肯定的に捉えた、考えや発言
感謝の気持ち・・・・・・・・日常の些細なこと一つ一つに感謝の気持ちを持つ
互いに認め合う・・・・・・和やかに打ちとけて、互いを敬い尊重し合う
その他アピール
2019年 経済産業省 「ものづくり補助金」活用
2021年 中小企業庁 「事業継続力強化計画」策定
2021年 経済産業省 「先進的省エネルギー投資促進支援事業補助金」活用
2022年 大阪府 「大阪ものづくり優良企業賞2022」受賞
※夢・未来・ORIST賞(地方独立行政法人大阪産業技術研究所理事長賞)および知的財産部門賞 受賞
2022年 経済産業省 「健康経営優良法人2022」認定
2022年 八尾市 「意欲ある事業者経営・技術支援補助金」活用
2022年 八尾市 「路上喫煙マナーの向上を応援するサポーター」登録
2023年 八尾市 「環境改善優良事業所表彰」受賞
2023年 大阪府 「脱炭素経営宣言登録」認定
2024年 経済産業省 「健康経営優良法人2024」認定
技術分野について
加工処理技術
「素材」「加工処理(技術)」「製品・用途」の製造3段階別
| 素材 | 加工処理(技術) | 製品・用途 | 加工種別 |
|---|---|---|---|
| 鋳鉄・炭素鋼・特殊鋼 | プレス板金加工・機械加工 | ||
| ステンレス・アルミニウム |
最終製品
保有技術や製品品目が最終的に活かされている製品
| 製品(モノ)の名前 | 部品(パーツ)名 | 製品分野 |
|---|---|---|
| 電動座イス「独立宣言」シリーズ | 完成品 | 機械・器具 / 電気機器・装置 |
| 電動光学台 | 完成品 | 機械・器具 / 電気機器・装置 |
| 製図台 | 完成品 | 木製品・紙・印刷出版・事務用品 / 事務用機器 |
製造能力
保有機械・設備
| 機械の名称 | 加工能力 | 台数 |
|---|---|---|
| プレスブレーキ | 588KN(60t)・2,000㎜ | 1 |
| レーザー加工機 | 発信機 出力 2KW | 1 |
| CNC自動旋盤 | 最大加工径 φ32㎜ | 1 |
保有特許
- 産業財産権保有、及び、出願中の件数 約40件
品質管理
| 認証名 | 取得年 |
|---|---|
| 9001 | 2001 |
| 14001 | 2003 |
納期対応
- デザイン・開発・試作・小ロットの量産から対応可能です。
会社概要
- 代表者
- 代表取締役社長 小村 泰右
- 所在地
- 大阪府八尾市西弓削3-9
- 電話番号
- 072-949-0011
- FAX
- 072-949-0009
- contact.us@komura.co.jp
- 従業員数
- 94 人
- 資本金
- 6450 万円
- 創業年
- 1947 年
- 設立年
- 1963 年
- 業種
- 電気機械器具製造
- Webサイト
- https://komura.co.jp/
受賞・認定
受賞・認定バッジ

特集・関連情報
八尾のトップシェア/オンリーワン企業
想像をカタチにするものづくり企業― 電動昇降座椅子「独立宣言」シリーズ ―
創業者のこだわり-260の特許と製図台に秘められた思い-
製図台をご存知だろうか。戦後、設計者にとって必需品であった製図台は圧倒的な技術差のある欧米製が主力であった。その製図台を日本で作り、本場である欧米への売り込みに尽力した人物こそ、当社創業者である小村清一氏である。 小村氏は大正8年生まれで、個人創業時は松江でカメラ店を営んでいた。戦時中はその技術が重宝され、銃の照準器などの製造・メンテナンスに携わっていたという。その後、シベリア抑留により過酷な経験を強いられたが、器用な小村氏は「無いものは作ればいい」と極寒の地で必要な道具を次々と作り出し、ロシア人からも重宝されていたという。帰国後、満州で目にした製図台であれば今後日本でも需要があると確信、日本製の製図台作成にとりかかった。
小村氏は妥協を許さず、試行錯誤を繰り返すうちに、駆動昇降技術や安全技術はみるみる高まっていった。また、好奇心旺盛な小村氏は新技術や他業種の技術を次々取り入れたことで特許・実用新案の申請数は260にも上り、いつしか雲の上の存在であった欧米製品をも凌ぐ製図台ができたのである。 そして、コムラの製図台は海を渡り、ついに欧州での展示会に出展された。輸送費、関税を考えれば決して採算は取れなかったが、世界一の製図台として勝負したいという小村氏の挑戦は見事に叶ったのである。そしてこれが、日本製の製図台が海外で勝負した最初で最後の事例となった。 時代がアナログからデジタルに移りゆく中で、製図台も徐々にその役割を小さくしていく。しかし、当社には製図台で培った多様な技術と創業者のものづくりに対する情熱が残り、今の経営の礎となっている。

製図台から昇降座椅子へ-国内シェアナンバー1の「独立宣言」シリーズ-
現社長で2代目の小村隆志氏は、創業者である小村清一氏の意志を受け継ぐ。製図台で使われた昇降技術は、その姿を昇降座椅子に変え、社会で必要とされている「もの」へと進化した。 昇降座椅子とは、足の不自由なお年寄りや障がいを持つ方向けに作られた座椅子である。家の中には意外と段差が多く、たとえば玄関で外用の車いすから家用の車いすに乗り換える際や、車いすからベッド・こたつに移る際には介護者が本人を一度抱えなければならず、負担が大きかった。
当社の電動昇降座椅子「独立宣言」シリーズは、そのようなニーズをうまく取り込んだ。製図台で培った昇降技術を応用することで、体重80kgの方が乗ってもスムーズな上下動を可能としたほか、前後のスライドや左右回転など、利用者の立場に合わせた機能が好評となり大ヒットした。特に昇降技術においては、安全装置などに創意工夫が施されているため他社が容易に真似できるものではなく、電動昇降座椅子の分野では国内シェアナンバー1の地位を確立したのである。 しかし、そこで満足しないのがコムラ製作所。今度は座椅子に車輪を付けてしまい、家の中での移動を可能とする独立宣言「コロロ」を発売した。シート後にバッテリーを搭載することで、どこにいても自動昇降が可能となったほか、6輪の特殊車輪構造を開発し、家の中の段差超えを容易にすることで介護者への負担軽減に寄与、またしてもヒット商品となったのである。 このように、利用者の目線に立ったアイデアを形にすることで独立宣言シリーズは進化を遂げ、現在様々なシチュエーションに応じたラインナップを展開、国内シェアナンバー1の地位を不動のものにしている。

従業員ではなくコムラマン!-発展途上会社の目指すミライ-
「私は社員もパートも関係なくコムラマンと呼んでいます」。小村社長は従業員という言葉を決して口にしない。経営理念も以下のとおりである。 <コムラマンは真面目であることを誇りに思う> <コムラマンは良い製品を作る為に、勉強・努力します> <コムラマンは世の為、人の為になる製品を作ります>
コムラマンを家族のように大切にし、全員が一体となって同じ方向を目指す。本社建て替え時にも、今では珍しい社員食堂をあえて残し、創業時からの「同じ釜の飯を食べる」ことを大事にしているのだという。では、コムラマンは一体となって何を目指しているのか。 ものづくりの原点は想像をカタチにすること。当社の技術は介護・福祉だけでなく、既に幅広い分野で活躍している。医療では電動光学台で全国シェアナンバー1の機器を開発しているほか、産業機器、住宅設備機器などにも当社の昇降技術を応用した機器を多数製造しており、活躍分野は無限大である。無いものは一から作ればいい。社会に役立つものを世の中に提供するという創業当時からの精神は、今も決してぶれることなく受け継がれている。 小村社長「当社は、まだ発展途上会社なのです」。コムラの目指すミライは、まだずっと先にある。
