豊国製油株式会社

アピールポイント
人と地球にやさしく・・・独自のリファインテクノロジー
製品の特徴
天然資源のヒマシ油及びヒマシ油からの誘導体(セバシン酸等)単体だけでなく、複合資材として多くのファインケミカル製品を生み出し、エレクトロニクス関連をはじめ、医薬品、化学薬品、建設関連資材、自動車工業用品等、産業界に広く活用されています。
技術力
高純度化学品(精製技術、酸化技術、エステル化技術、高機能性樹脂、天然由来抗菌剤等)製造
事業実績
セバシン酸(ヒマシ油誘導体)国内シェア 80%
経営理念
「高純度・高品質・高機能」の油脂精製技術の展開・各分野への素材提供を今後充実させ、産業・社会・暮らしのそれぞれの場面で不可欠な植物油脂・化成品・ヒマシ油(Castor oil)とその誘導体の製造に取組み、多様なニーズに応えてより一層の社会貢献をめざします。
技術分野について
加工処理技術
「素材」「加工処理(技術)」「製品・用途」の製造3段階別
| 素材 | 加工処理(技術) | 製品・用途 | 加工種別 |
|---|---|---|---|
| 合成脂肪酸 | 酸化技術 | ナイロン・潤滑油 化粧品材料 | その他の加工 |
| ポリエステルポリオール | ウレタン樹脂 | 電子部品 | その他の加工 |
最終製品
保有技術や製品品目が最終的に活かされている製品
| 製品(モノ)の名前 | 部品(パーツ)名 | 製品分野 |
|---|---|---|
| 自動車 | グリース、潤滑油 | 機械・器具 / 自動車 |
| 繊維 | ナイロン | 繊維・衣料品・身の回り品 / 衣服 |
| 繊維 | ナイロン | 繊維・衣料品・身の回り品 / 繊維品 |
| ウレタン接着剤 | ベースポリマー | 化学・ゴム・プラスチック製品 / 化学薬品 |
| 工作機械 | 潤滑油 | 機械・器具 / 工作機械 |
製造能力
主力製品の製造能力
- ヒマシ油・ヒマシ油誘導体 10,000t/年
セバシン酸・セバシン酸誘導体 10,000t/年
ポリエステルポリオール 30,000t/年
保有機械・設備
| 機械の名称 | 加工能力 | 台数 |
|---|---|---|
| 脂肪酸射続反応設備 | 250t/m | 3 |
| 樹脂反応設備 | 400t/m | 5 |
| 脂肪酸加工設備 | 200t/m | 2 |
| 脂肪酸加工設備 | 600t/m | 8 |
保有特許
- 血清分離剤 2件
潤滑油 1件
ウレタン樹脂 1件
抗菌剤 1件
品質管理
| 認証名 | 取得年 |
|---|---|
| 9001 | 1994 |
| 14001 | 2000 |
納期対応
- お客様のニーズに対応した素材を設計から一貫して
受注加工を行います。
会社概要
- 代表者
- 代表取締役 今川 博道
- 所在地
- 大阪府八尾市老原4-170
- 電話番号
- 072-949-4121
- FAX
- 072-949-9124
- hokoku-oil@hokoku-corp.co.jp
- 従業員数
- 98 人
- 資本金
- 9200 万円
- 創業年
- 1951 年
- 業種
- 化学工業
受賞・認定
受賞・認定バッジ
特集・関連情報
八尾のトップシェア/オンリーワン企業
人と地球に優しいファインケミカル素材セバシン酸(ヒマシ油誘導体)
セバシン酸の国内トップシェアメーカー
石鹸、化粧品、インキ。どれも身近な製品であるが、その原料にはヒマシ油が用いられている。 ヒマシ油は、トウダイグサ科のトウゴマの種子(別名:ひまし)から採取される植物油である。脂肪酸を含む脂肪油で、脂肪油の中でも最大の粘度、比重を誇るほか、低温でも高い流動性を有しており、ファインケミカル製品、医薬品、建設関連資材、自動車工業用品など150種類にも及ぶ用途で用いられている。 豊国製油株式会社はヒマシ油の精製を手掛ける数少ないメーカーの1つであり、ヒマシ油だけではなく、セバシン酸、ポリステルポリオール、ウンデシレン酸などのヒマシ油を原料としたファインケミカル素材の提供も手掛けている。その中でも、ナイロンやプラスチック原料の1つであるセバシン酸においては高いレベルでノウハウを有しており、国内シェア80%を誇るトップシェアメーカーとなっている。

純度・溶融色共に優れたセバシン酸
ヒマシ油の市場は全世界で9億ドル前後あるといわれているが、同社の保有する生産ラインは世界で有数のスケールを誇っている。原料の厳選から、圧搾、精製、加工まで一貫した生産システムを有しており、高品質、高純度、高性能を誇るヒマシ油を製造することができる。 豊国製油株式会社は、品質保証の国際規格ISO9002を1994年に日本の植物油脂メーカーとして初めて取得した。同社の製造するセバシン酸は、純度・溶融色共に優れており、分子量分布がシャープでバランスの良いポリマーとなっていることが特徴であり、ISO9002の取得により、セバシン酸の製造・販売分野において高度な品質保証体制および安定供給体制を構築できたことが、この分野で同社がトップシェアを誇る要因の一つとなっている。

新領域への挑戦
従業員98名のうち、25名は開発業務に従事しており、マーケットイン、プロダクトアウトの両面から新たな商品開発に挑戦している。その一例として、2013年7月からは大手石油精製メーカーからαオレフィン誘導体事業の一部を買収し、同社として初めて石油化学製品をラインナップに加えた。αオレフィンは、界面活性剤などに利用されるほか、可塑剤や合成洗剤に使用される高級アルコールの原料となり、今後の成長が期待される。これまでに植物油脂で培った技術を新領域に活かし、顧客の要望に応え続ける。
今後の展望 ヒマシ油の無限の可能性を追求
二酸化炭素排出量規制など環境意識の高まりから、石油化学原料から環境負荷の低い植物油脂への代替の需要が高まりつつある。豊国製油株式会社の手掛けるヒマシ油およびその加工品は、原料の調達状況によって価格が変動するリスクがあるものの、地球環境資源の有効活用、二酸化炭素排出量の削減など地球への環境負荷の低減にも優れており、環境に優しい製品の開発に大きく貢献できる。今後も世界有数の生産設備と開発体制を活かし、外部環境の変化を捉えつつヒマシ油の無限の可能性を追求していく。
